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【健康知識】PM2.5について

 気候が寒くなるにつれ、PM2.5を中心とした大気汚染の悪化を不安に思う方も多いでしょう。PM2.5とは、大気中の微小粒子状物質で直径がおおむね2.5マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル以下のものを指します。自動車の排ガス、石炭を使った暖房システムや工場の排煙、火力発電所の排煙などがPM2.5の主な発生源です。

  

主な発生要因



 実際、北京環境保護局の発表資料によると、北京市内におけるPM2.5の主要発生要因のトップは自動車の排ガス(31.1%)、次いで石炭燃焼(22.4%)、工業生産(18.1%)、粉塵(14.3%)、飲食業・自動車修理、家禽と家畜の飼育・建築塗装等(14.1%)などがあげられます。

 

健康への影響

体に吸い込まれた粒子が気管支に作用して起きるのが咳であり、体質的に喘息を起こす人もいます。長期的には、気管支の先の細気管支、さらにその先の肺胞領域まで広く炎症を起こし、間質性肺炎や慢性閉塞性肺疾患にかかる場合もあります。しかし、1~2日続くぐらいであれば、それほど過剰反応をする必要はありません。

 

対策例

 大気汚染の警告が出ている場合等は、不要不急の外出を避けて可能な限りPM2.5等の汚染への暴露を減らします。やむを得ず外出する場合は、PM2.5に効果的なマスクを着用するとともに、帰宅時はうがいを励行します。

 

PM2.5に効果的なマスク

 N95型マスクまたN99の米国FDA必要条件を満たすヴォーグマスク(VOGMASK)は、PM2.5をはじめとした空気中に浮遊する粒子状の物質の吸引リスクの低減に効果的です。

 

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                                  【「Whenever北京」(2016.11)に掲載】