ホーム > 健康情報 > 新着情報

【健康知識】 乳がんに注目:周りの人に愛を伝えよう

 乳がんは、世界で女性によく見られるがんのトップであり、女性を不安に陥れ、長年にわたって女性の心身の健康を脅かしてきました。欧米国家では平均7-8人に1人が乳がんにかかっています。

 乳がんは本当にそれほど怖いのでしょうか?乳がんについて知り、がん予防の意識を高め、女性の健康に関心を払い、こうした愛情をあなたの周りの人に伝えましょう。

 

乳がんについて、どれくらい知っていますか?

 

 1、運動しない人の乳がんの発症率は、定期的に運動している人の3倍。

 2、標準体重より10キログラム増えるごとに、乳がんの発症リスクが60%増加する。

 3、男性も乳がんを発症する。

 

多くの乳がんは治せる

 多くの患者が乳がんを発症した後非常な恐怖に襲われますが、乳がんは想像するほど怖い病気ではありません。データによると、女性の病気のうち、乳がんの発症率は最も高いものの、死亡率は第5位です。肺がん、肝臓がんなど死亡率の高いがんとは異なり、乳がん患者の臨床治癒率は高いのです。

 医療技術の発展に伴い、検査や治療技術も大幅に進歩しており、今では健康診断で触診では分からないしこりも発見できます。臨床データは、早期発見された乳がんの臨床治癒率が90%以上に達することを示しています。

 

治療時には「オーダーメード」を強調

 乳がんは実のところ「一種類」の病気ではなく、乳腺という一つの器官での複数の異なる病気です。これが、乳がんの発症メカニズムの違い、それぞれの治療に対する効果の違いを生み、治療方法も人によって異なってくるため、乳がんでは「オーダーメード」の概念がより強調されます。

 

あなたの知らない乳がん

 

 

乳腺房増殖≠乳がん

 乳がんの発症原因はその他の悪性腫瘤と同じく、今のところ明確な結論が出ていません。これに対し、乳腺房増殖は一種の非炎症性、非腫瘤性病変であり、主にホルモンバランスの崩れによって起こり、本人の精神状態と密接に関係しています。    

 科学的研究は、乳腺房増殖と乳がんが異なる病気であり、それぞれの間に関係性もないことを示しています。

 

乳がんリスクの高い女性の10の特徴

 1、13才以前に初潮があったか、50才以降も閉経していない女性。

 2、結婚・出産が遅いか、結婚後も出産していない女性は、発症率が出産経験のある女性より高い。

 3、授乳経験がないか、授乳期間が過度に長い女性は、発症リスクが通常の授乳経験者より高い。

 4、未婚女性は既婚女性より乳がんを発症しやすく、年齢が上がると共にこの傾向がさらに顕著になる。

 5、各種の原因のため、乳腺を繰り返し放射線に接触させた。

 6、片側の乳房に乳がんを発症した場合、反対側の乳房が乳がんを発症するリスクは乳がんを発症したことがない人より高くる。

 7、中絶手術を複数回受けた人は、発症率が大幅に高まる。

 8、ステロイド系の薬物又は化粧品を常用していると、発症リスクが高まる。

 9、肥満又は脂肪の摂取が多すぎる人は、乳がんを発症しやすい。

 10、家族に乳がんを発症した人がいる場合、発症率はそうでない人より明らかに高くなる。

 

乳腺の病気によくある症状

 - 痛み:触るとひどい痛みがある場合、通常は乳腺の炎症である。一部が痛む場合、乳腺の単純性増殖及び嚢胞性増殖が考えられる。乳がんの症状の多くは軽微な痛みか、痛みは全くない。

 - しこり:位置、大きさ、しこりが大きくなる速度、表面が滑らかか、周りと癒着して動かないか、圧痛があるか、しこりの数などに注意する。

 - 乳腺体の一部が厚くなるのは通常、乳腺房増殖である。

 - 乳頭分泌物:乳汁様、漿液性、水状、血性の分泌物。

 - 皮膚異常:早期の乳がんには乳房の皮膚の潰瘍、赤い腫れ、肥厚、オレンジの皮のような変化、静脈の拡張が見られることがある。

 

男性も乳がんを発症する

 肥満、過度の飲酒及び女性ホルモンの摂取過多などの原因のため、男性が乳がんを発症することも稀ではありません。現在、男性の乳がん発症率は約21万人に1人で、乳がん患者全体に占める割合は1%に達しています。     

 男性の多くは、乳がんの末期に痛みを感じて初めて病気に気づきます。往々にしてその時には治療の最も効果的な時期は過ぎてしまっています。このため、乳房にしこりがあるか、乳房の肥大に気づいた男性は、すぐに病院にかかるべきです。

 

乳がんに直面したらどうするべきか?

 

早期予防、早期発見、早期治療。予防がカギ!

 先進国の経験によると、定期的な乳がん検査で発見される表皮内腫瘤が全病例に占める割合は20-40%で、これらの病例の治癒率はほぼ100%に達しており、しかも全身の化学療法を行う必要はありません。このため、40才以上の女性は1年から1年半に1回、正規の病院の婦人科で必要な医療機器による検査を含む規定の検査を受けることをお勧めします。20-40才の女性も2-3年に1回検査をするべきです。必要なら、検査の間隔をさらに縮める必要があるでしょう。

 

乳がん予防の健康法!

 現在のところ、科学的に検証された乳がんを完全に予防できる方法はありませんが、以下の幾つかのポイントはより健康な生活習慣を培い、乳がんを有効に予防するのに役立つでしょう。

 1、自分の心をコントロールして、感情と心の良い状態をキープする方法を学ぶ。周りの様々な人間関係や感情的問題に理性的に対処する。穏やかな気持ちを保つなら、心理的、生理的なバランスを保つことができる。

 2、体重をコントロールする。妊娠期と閉経後は特に肥満にならないよう注意する。

 3、健康な生活習慣を保つ。アルコールとタバコを避け、緑黄色野菜や果物、キノコ類、大豆を多く摂る。定期的な運動の習慣を持続させる。結婚は通常28歳まで、出産は30歳までにするのが望ましい。中絶手術を複数回行ってはならない。母乳育児を提唱する。

 4、和やかで定期的な性生活は、夫婦間の愛情を強めるだけでなく、乳腺房増殖と乳がん発症の抑制にも役立つ。

 

すべての女性が最も美しい自分でいられますように!